ニーズを的確に読みとる“精密さや綿密さ”が
生きた製品を生み出します。
理工学研究用部品加工をはじめとして、機械光学装置設計・製作にいたるまで、価値ある製品を各産業界の市場に供給してまいりました。 50余年にもおよぶ中で、最も得意とする代数曲面加工をベースにした多様な提案と創意工夫を忘れなかった日々が、今日の実績と自信に結びついたことと言えるでしょう。今後一層、日夜惜しまぬ努力を続けてまいります。
YouTube動画をご覧ください。
→ マイクロ放電ボール盤2024 信陽精機製作所
マイクロマシニング(マイクロ放電ボール盤)
マイクロマシニングの基本的工作機械「マイクロボール盤」が完成しました。直径0.05ミリ以下の穴を加工する目的のため開発いたしました。マイクロ放電現象を利用して微細穴をあけます。細胞解析用機器、マイクロ機構製作などにお役立てください。
マイクロ放電加工工作機械の設計製作承ります。
超小型衛星「ShindaiSat」開発に参加。
LED反射鏡アレイを当社が開発。
遂に信州生まれの超小型衛星ShindaiSat(しんだいさっと)が平成25年度、宇宙航空研究開発機構(JAXA)のH-2A ロケットで2014年2月28日種子島から宇宙に打ち上がりました。世界で初めて発光ダイオード(LED)の可視光を使った通信実験衛星です。上面32個のLED反射鏡アレイを、信陽精機製作所が開発させていただきました。
特徴
「ShindaiSat」の外観は一辺40cmの立方体。とても軽量。可視光通信機能に必要な機器がコンパクトに設置されています。当社開発の32個の反射鏡はいつも地球を向く面に取り付けられ、我々に光を届けます。愛称は「ぎんれい」に決まり、決定した愛称の提案者全員の名前が刻まれた「名付け親プレート」も搭載され、地球をまわっています。
複雑曲面加工(回転楕円面・回転放物面)
回転楕円面・回転放物面・カージオイドなど、代数幾何的曲面の切削・鏡面加工仕上げ。
また、回転楕円体凹面鏡は光加熱装置に使われています。 その他には、分析機器に内蔵されています。
マイケルソン干渉計〈当社の基本技術です〉
様々に考案されている干渉計の中で最も基本的な製品です。そのため様々なところに応用可能です。この技術の応用が当社の基本技術となっています。非常に広い応用があり、微小測長・光波長及び波長比の測定・屈折率・分散率の測定・表面粗さ・薄膜の測定等、幅広く用いられています。
【SN2-50】 主な用途
- 光学素子検査
- ゲージブロック比較検査
- 微細構造の検知
- 屈折率計測
- コヒーレンスに関する研究用
主な仕様
- 測定範囲:50×50
- 大きさ:300×300×400
- 重量:10kg
- CCDカメラ:35万画素
- レーザー波長:635nm
- コリメート光直径:25mm
- レーザー安全性:クラス 1
シュリーレン装置〈透明物質の濃度分布を光の明暗に変える装置〉
シュリーレン装置は、透明物質の肉眼では見えないほど微細な屈折率分布を、光の明暗として強調表示する光学系装置です。透明物質の濃度勾配を光の明暗に変換しコントラスト良く投影することができます。産業界ではCCD素子の保護用ガラス板検査装置などに使われています。
特徴
- 縦型、横型、どちらにも使える設計になっています。用途に応じて使い分けてください。
- レンズ系を使用していないので、収差がありません。
- カラーシュリーレン仕様では流体の膨張、圧縮が色分けされますのでとても便利です。
【SN3-76】 主な用途
- 光学素子検査
- カバーグラス検査
- 流体濃度場の可視化
- 流体機器の開発用
- 空気力学研究
主な仕様
- 測定範囲:Ф76
- 大きさ:260×260×430
- 重量:10kg
- CCDカメラ:80万画素
- 光源:LED 1W
- オプション:カラーシュリーレン仕様